【概要】
センチュリー・システムズ株式会社は、PCを認証する機能を備えたレイヤー2スイッチ2機種「FutureNet SS2-108/SS2-124」を、出荷した。8ポート、24ポートの10BASE-T/100BASE-TXを備え、スイッチ間の接続には1Gbpsポートを利用できるレイヤー2スイッチ。
IEEE802.1x認証と、Web認証による認証、MAC認証による認証を利用者を認証することで不正アクセスを防止することができる。認証情報は、RADIUSサーバアプライアンス「FutureNet RA-630」といった外部認証サーバに保持することができる。802.1x認証とMAC認証はマルチサプリカントに対応し、各ポートにハブを接続した多段構成にも対応することができる。
認証を行なう構成が可能となっている。ポート間アクセス制御機能により、配下の端末間でのデータの送受信を制限でき、感染や不正受信を防止することができる。
バックアップポート機能を備え、現用ポート障害時に予備系ポートへ2秒程度で切り替えることができる。
ループ検出/防止機能を備え、ループ構成を自動的に検出して該当ポートを切り離すことができる。CF(コンパクトフラッシュ)カードへ設定情報/ログ情報をボタン操作で一括保存することもできる。
【製品の特徴】
●UP-LINK用に1000BASE-Tを標準搭載
●強力な認証機能
●ユーザ間のセキュリティ
●VLANによる柔軟なネットワーク構成
●信頼性の高いネットワークを構築可能
●L2ループ防止機能で誤接続によるネットワークダウンを防止
●CFカード対応
●デスクトップ/ラック搭載両用デザイン
【詳細】
http://www.centurysys.co.jp/switch/ss2.html
【概要】
三菱電機株式会社は、デジタルCCTV(Closed Circuit Television)システム「DIGITAL MELOOK」シリーズで、監視/制御用アプリケーションソフト「ネットワークビューワNR-SW7200」シリーズ3タイプと、機能により省配線で施工できる「ネットワークカメラ NC-4510」を、発売した。汎用タイプの「NR-SW7200ST」とビル向けの「NR-SW7200BL」、遊技場向けの「NR-SW7200PA」の3タイプ。
PCでカメラを監視/制御することができる。入退室管理/画像監視/防犯センサ監視を統合した同社のビルセキュリティシステム「MELSAFETY-S5/G」と連動してトータルセキュリティシステムを構築することができる。これにより、指紋で認証した入退室時の通行履歴をもとに、確認したい時刻の記録映像を検索し、共連れやなりすましなど入退室行為を検出できるほか、カメラ/レコーダー/入退室管理システムなどの通信状態を定期的に監視し、異常が発生した場合はユーザーに通知することができる。
別売の専用ハブと画像伝送用のLANケーブルを利用して給電するため電源ケーブルが不要と省線化を図ることができる。
【新製品の特長】
1.1台のパソコンで最大512台のカメラを監視・制御(NR-SW7200BL、NR-SW7200PA)
従来シリーズのほぼ倍にあたる最大512台のカメラを監視・制御できます。台数が多くても、カメラの選択や制御はモニター画面上のアイコンをクリックするだけで簡単に操作でき、監視業務の効率化に貢献します。
2.入退室管理システムと連動した高機能なセキュリティーシステムが実現可能
当社製の入退室管理システム※3と連動させてトータルセキュリティーシステムを構成し、高いセキュリティー効果を実現します。非接触ICカードや指紋で認証した、入退室時の通行履歴をもとに、確認したい時刻の記録映像を検索して、共連れやなりすましなど不正な入退 室行為を検出できます。またカメラやレコーダー、入退室管理システムなどの通信状態を定期的に監視し、異常が発生した場合はユーザーに通知します。
3.画像伝送ケーブルによる給電で、施工性向上と工事費削減に貢献(NC-4510)
Power over Ethernet※4(PoE)機能に対応した固定カメラです。別売の専用HUBと組み合わせ、画像伝送用のLANケーブルを利用して給電するので電源ケーブルが不要になり、省線化が図れます。DIGITAL MELOOKシリーズのPoE対応カメラは、既に発売しているドーム型、旋回型と合わせ3タイプ※5となり、システムの施工性の向上と工事費削減に貢献します。
【詳細】
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2007/0228-a.htm
【概要】
日本エフ・セキュア株式会社は、企業向け統合セキュリティ対策の新バージョン「F-Secureアンチウィルス クライアントセキュリティVer7」を、2月14日より出荷する。Windows端末のウイルス対策やスパイウェア対策、ファイアウォール、侵入防止、アプリケーション制御を統合し、集中管理機能を提供する統合セキュリティ対策。
今回の新バージョンでは、未知の脅威に対する保護機能“F-Secure DeepGuard”とルートキット対策“F-Secure BlackLight”を搭載し、スパイウェア検知を強化した。 “F-Secure DeepGuard”は、定義ファイルベースのシステムと数種の事前予防技術をシームレスに統合したHIPS(ホストベース侵入防止機能)で、システム制御やサンドボックス検査、コードインジェクションのブロック、ヒューリスティック、ランタイム振舞検知の技術を統合している。
システムの深部を検査してルートキットを検知するスキャナで、振舞検知技術を利用してユーザーレベルとビューを比較し、違いがある場合をルートキットと判断する。
「F-Secureアンチウィルス クライアントセキュリティ」Ver7の主な機能・特長は以下の通りです。
1.リアルタイム自動保護
ウィルス、ワーム、スパイウェア、トロイの木馬の侵入をリアルタイムで阻止します。4エンジン搭載により最高レベルのウィルス検知率とウィルス対応速度を実現しています。
2.ホストベース侵入検知機能(F-Secure DeepGuard™)
F-Secure DeepGuard™ により未知の攻撃(ゼロデイアタック)に対応します。
3.ルートキット対策(F-Secure BlackLight™)
F-Secure BlackLight™ によりルートキットで隠されたウィルスやスパイウェアを検知します。
4.高精度スパイウェア検知
スパイウェアの検出率と駆除機能を改善するため、2つの独立スパイウェアエンジンを搭載しています。
5.ファイアウォール+侵入防止機能
ファイアウォールによりネットワークからの接続を監視し、不正アクセスを遮断します。また、侵入防止機能によりトラフィックを分析し、ポートスキャンやネットワークワーム等の疑わしいトラフィックを自動的に検知してブロックします。
6.アプリケーション制御
Windows端末からネットワークへ接続するアプリケーションを一元的に制御します。許可されていないアプリケーションがネットワークに接続することはできません。
7.集中管理機能
「F-Secureポリシーマネージャ」Ver7が無償で提供されます。一元的なインストール、設定、監視ができ、端末設定をロックしてエンドユーザがセキュリティ設定を変更することを禁止できます。
8.メールとWebトラフィックのウィルス検査
メール送受信時、Webサイト閲覧時にウィルス検査を行います。
9.定義ファイル更新元の自動切換
モバイル環境ではウィルス定義ファイルの更新元を自動的に切換えます。
10.セキュリティレベルの自動切換
接続場所によりWindows端末のセキュリティレベルを自動的に切換えます。
【詳細】
http://www.f-secure.co.jp/news/200702071/
【概要】
株式会社日立システムアンドサービス(本社:東京都港区、執行役社長 中村 博行/以下、日立システム)は、オフィス内のセキュリティ強化や運用管理コスト削減を実現するソリューション「THINkbox(シンクボックス)」にシンクライアント端末「CLEARCUBE(クリアキューブ) I8330 I/Port」をラインアップに加え、 3月1日から販売を開始します。これまで日立システムは、ClearCube社のシンクライアント端末として、ブレードクライアントと1対1で接続し、CAD業務などに適している「CLEARCUBE C/Port」と、ブレードクライアントとはネットワーク経由で接続し、運用効率が良い「CLEARCUBE I/Port」を提供してきました。
ClearCube社が開発した通信技術により、従来に比べ、ネットワークに負荷が状況で1.5倍の処理速度を実現しました。複数のシンクライアント端末から同時にアクセスが集中し、大量のネットワークの負荷がかかる場合でも処理能力を向上できます。ブレードクライアントを遠隔地のマシンセンターなどにまとめて設置することで、メンテナンスや故障機器の入替えなどの一元管理が可能となります。
日立システムでは、「CLEARCUBE I8330 I/Port」を「THINkbox」のラインアップに追加することにより、主としてオフィスセキュリティの強化を目的に入れ替えを予定しているお客様に向け販売し、「I8330 I/Port」を含めた「THINkbox」ソリューション全体で、今後3年間で8億円の販売を目標としています。
【新製品の特徴】
ⅰ.新しい通信技術による処理能力の向上
「CLEARCUBE C/Port」で使用していたClearCube社独自の通信技術であるTDX(*1)を拡張した新技術の採用により、ネットワーク経由での処理速度が、従来のWindows標準のRDP (*2)を使用している「CLEARCUBE I/Port」と比較し、ネットワークに負荷がかかった状況で約1.5倍(*3)の処理速度を実現します。これにより、高い処理能力が要求される業務にも、シンクライアント端末が適用でき、またブレードクライアントを一元管理できるため、運用効率が向上します。
ⅱ.業務や用途に応じたシンクライアント端末の使い分けが可能
高い処理能力が要求される製造業でのCAD業務や、高速性が要求されるオンライントレード処理を行う端末には、シンクライアント端末とブレードクライアント間を1対1で接続する「CLEARCUBE C/Port」を使用し、一般業務用の端末には「CLEARCUBE I8330 I/Port」を使用するといった、用途に応じた最適な端末を選択できます。
【詳細】
http://www.hitachi-system.co.jp/press/2007/pr070228.html
【概要】
日本アイ・ビー・エム株式会社は、フルカラープリンタ「IBM Infoprint 5000」を5月15日より、大容量印刷向けエントリークラスのモノクロプリンタ「IBM Infoprint 4100」シリーズの新モデルを3月13日より出荷する。統合セキュリティソリューション「IBM Infoprint Security」も、6月22日より出荷する。印刷物を必要に応じて適切なデータで出力する“バリアブル・データ印刷”への対応を可能とする製品。
印刷に個所のみにインクを射出する“ピエゾ・ドロップオンデマンド技術”を採用し、インクの消費を削減することができる。プリンタコントローラーを搭載し、大容量のカラー画像データの印刷処理パフォーマンスに優れている。フルカラーでの印刷速度は、A4/両面印刷時で毎分862面を達成している。モデルMS1/MD1/MD2は、高速印刷業務用エントリーレベルの企業向けモノクロプリンタ。
POWERプロセッサを搭載した“IBM POWERコントローラー”を採用し、基幹システムプリンタの標準であるAFPアーキテクチャに対応しているほか、カラー印刷への移行に対応する拡張性も備えている。紙媒体による情報漏洩への対策のためのセキュリティを強化するソリューションで、各プリンタやクライアント端末の印刷制限/ユーザー情報強制印刷などの設定機能や、稼動状況の管理機能を管理者に提供する。ログ取得の際に負荷を抑えているため、既存ネットワークインフラなどを増強せずに導入することができる。
また、本日同時に発表した「IBM Infoprint Security」は、オフィスプリンターからの紙媒体による情報漏洩への対策のためのセキュリティを強化するソリューションです。情報漏洩はWebや電子メールなどのネットワーク経由や、CD-ROMなどの各種メディア経由、あるいはPC本体の紛失など、さまざまな経路から発生しています。中でも近年、紙媒体経由の情報漏洩が約半数を占めており、企業での対策が急務となっています。これらの問題に対応するオフィス・プリント環境の統合セキュリティ・ソリューションとして利用いただけます。
【詳細】
http://www-06.ibm.com/jp/press/20070206001.html