【概要】
三菱電機インフォメーションテクノロジー株式会社は、機能を強化したネットワークカメラ用録画/配信サーバ「ネカ録2.0」を、発売する。
一括監視や、カメラ台数の増加に柔軟に対応できる大規模構成などを可能とする。機種が増加したほか、従来の640×480ドットなどに加え1280×960ドット/1632×1224ドットの高解像度をサポートした。録画しない時間帯でも、画像変化を検出することで録画するモードが追加された。動体を検知する領域は最高8パターン設定可能となっている。HDDに異常が発生した場合はリアルタイムで通知し、イタズラなどでカメラアングルが変更された際には時間に通知する。
通知方法はメールとメッセージから選択することができる。ダウンロードした画像は任意の位置を拡大して表示可能で、拡大したまま再生することもできる。いるかどうかをネットワーク経由で監視する「ネカ録死活監視ソフト」や、「ネカ録」数十台に接続し録画画像をダウンロードできる「ネカ録画像集積ソフト」などが用意されている。
【特徴】
●サポートカメラの大幅拡大
「ネカ録」で使用できるネットワークカメラ※の機種が大幅に増えました。用途やご予算に応じて豊富な機種の中から最適なネットワークカメラを選択できます。
また、設置済みのネットワークカメラやアナログカメラを有効に活用できます。
●メガピクセルカメラのサポート
従来の高解像度(640×480)を大幅に上回る
超高解像度(1280×960)、超々高解像度(1632×1224)をサポート。
小さくしか映っていない人の顔や車のナンバー等の確認がより簡単になります。
●録画機能の強化
録画しない時間帯であっても、画像変化を検出すると常に録画するモードを追加。昼間は常時録画で、夜間はモーションディテクト(動体検知)録画というような使い方ができます。
モーションディテクトで検知する領域は最高8パターン設定可能です。また、センサーの信号がオンの間だけ録画できる機能※を追加しました。
※オプションの「ネットワーク型入出力ボックス」が必要です。
●異常発生時の通知
「ネカ録」のHDDに異常が発生した場合はリアルタイムで通知。イタズラ等でカメラアングルが変更されたときは、1日1回決められた時間に通知します。通知方法は、メールとメッセージから選択可能。
「ネカ録」自身が正常に稼動しているかどうかをネットワーク経由で監視する「ネカ録死活監視ソフト」※も用意しています。
※オプションです。
●ダウンロード画像の拡大表示
ダウンロードした画像は任意の位置を拡大して表示可能。拡大したまま再生することもできます。メガピクセルカメラの場合は拡大しても画像の劣化が少ないので、人・車や商品・荷物の確認がより簡単に行えます。
●大規模バックアップシステムの構築
「ネカ録」数十台に接続し、録画画像を同時にダウンロードできる「ネカ録画像集積ソフト」※を用意。
「ネカ録」を数百台使用した大規模システムでも、「ネカ録画像集積ソフト」が稼動するサーバを増やすことでセンター集中バックアップが可能になります。
バックアップ画像の保管用メディアは、用途や目的に応じて、HDD、ディスク、テープから選択できます。
※オプションです。
【詳細】
http://www.mdit.co.jp/necaroku/